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安政丁銀の相場や買取価格

こんにちは日本コイン古銭情報館です。今回は安政に発行された丁銀の詳細と相場、買取価格について書いて行きたいと思います。安政丁銀はナマコ形と呼ばれるやや不揃いな棒状の銀塊で、額面は記載されておらず、量目によって貨幣価値が決まる秤量貨幣です。

その他の丁銀や豆板銀、文久永宝、天保通宝などにつきましてはこちらの「江戸期の銀貨と古銭」で記載を行っております。

安政丁銀の価値

安政丁銀

安政丁銀は安政6年の1859年から1865年まで製造がされた古銭(古銀)です。安政二朱銀安政一分銀などと同時期に作成された古銭ですが、それらに比べ硬貨としての完成度は低く銀塊に刻印をしただけの物となっています。

C#9cで丁銀と呼ばれていますが銀の品位は13.5%と低いです。重量は様々ですが120g〜200g程度となっており、重量を計測するだけでは真贋(本物か偽物)を見極める事ができません。カタログ価格は下記のようになっており、完成度が低い古銭(古丁銀)ですが希少性が高くカタログ価格は比較的高額です。

発行年 発行枚数 VF(美品) XF(極美品)
1859年〜1865年 不明 350USD(約40000円) 450USD(約52000円)

複雑な貨幣ではない割には高価なため、贋作(偽物)が多く中国大陸を中心に贋作が作成されています。もともと精度の低い硬貨のため精巧な贋作では素人には見極めが難しく現在では多くの贋作が市場に出回ってしまっています。

安政丁銀と相場や市場価格

安政丁銀は国内、海外でも数多く取引が行われています。贋作(偽物)では無く、本物については下記のような金額で売買され、カタログ価格同等程度が相場のようです。

取引日 取引国 コイン(古銭)詳細 取引価格
2016年 日本 111.7g 美品 39000円
2016年 日本 136.9g 美品 39500円
2016年 日本 131g 美品 37000円
2016年 米国 121g 美品 270USD(約31000円)
2011年 米国 148.3g 美品 460USD(約53000円)

この時代、英国やドイツを中心としたヨーロッパや米国では精巧な古銭(アンティークコイン)が作成されており、残念ながらアンティークとしての評価は世界的には高くはありません。ただ、ユニークな形状となっており趣があります。

古銭業者による買取価格

安政丁銀は買取の場合、市場価格(実勢価格)7割~9割程度での買取となる事が一般的です。

査定については高額古銭の場合、宅配査定ではなく、出張査定や持込査定が安心でしょう!今回の記事が古銭の買取査定や古銭コレクションの参考になりましたら幸いです。

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