昭和39年(1964年)東京オリンピック1000円銀貨の価値と買取価格
こんにちは日本コイン古銭情報館です。今回は昭和39年(1964年)に発行された東京オリンピック1000円銀貨の価値と業者による買取価格について書いていきたいと思います。
1964年東京オリンピック1000円銀貨の価値
1964年に発行された1000円銀貨です。重量は20g、直径35mm、発行枚数は約1500万枚となっております。
日本初の記念貨幣発行は貨幣収集ブームのきっかけとなり、収集貨幣の相場は上昇し投機的となり、1973年(昭和48年)初頭には空前の高値を付けるに至り、1000円銀貨については20000円を超える高値で取引されることもありました。
しかし、その後法改正やコレクター人口の減少からアンティークコインとしてのプレミアム価値は無くなり、現在では美品〜極美品程度の状態の場合、額面価格の1000円で取引されることが殆どです。
ただ、2020年に東京にオリンピック開催地が決定した瞬間一時的に価格が上昇するなど情勢の変化によって値が変わる側面もあります。また、完全未使用クラスの状態の良いものだと2000円〜の値が付くことも多々あります。
なお、業者による買取の場合、市場価格(実勢価格)の4割~7割程度での買取となる事が一般的です。今回の記事が日本の古銭コレクションや業者による買取査定価格の参考になりましたら幸いです。