明治発行の1銭2銭青銅貨の価値や買取価格
こんにちは日本コイン古銭情報館です。今回は明治に発行された1銭や2銭青銅貨(銅貨)の価値や買取価格について書いて行きたいと思います。
明治発行の1銭貨の価値
明治に発行された青銅貨です。明治発行の1銭につきましては下記の3種類が銅貨と青銅貨で発行されています。
(カタログより引用)
重量は7.13gで直径は27.9mmとなっています。贋作の場合、直径や重量が少ない場合が殆どなので注意深く重量等を計測すれば真贋の判別がつくと思います。
発行枚数はどのタイプも多いですがUNC(未使用)グレードのコインは珍しく希少性が高いです。特にY#20の1銭(明治31年〜)、Y#17.1の1銭(明治6年〜明治10年)については希少性が高い年号があります。
明治発行の2銭貨
明治発行の2銭につきましては下記の1種類が青銅貨で発行されています。
重量約14.3g、直径は31.8mmとなっています。2銭貨についても贋作は重量などが少ない場合が殆どなのでNGCやPCGSによる鑑定品で無い場合、最低でも重量の計測をするようにしましょう!
1銭貨同様に未使用〜完全未使用クラスのものは大変希少で価値が高いです。特に明治6年〜明治7年発行のものは発行枚数自体も少なく未使用以上の状態のものは高額で取引されています。
日本の古銭については海外のアンティークコインと異なり、自宅や蔵に眠っているケースが良くあります。旧家の場合は特に状態の良いものがあったりしますので1度、蔵等を探してみてはいかがでしょう!?
なお、業者による買取の場合、市場価格(実勢価格)の5割~7割程度での買取となる事が一般的です。今回の記事が日本の古銭コレクションや業者による買取査定価格の参考になりましたら幸いです。