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享保一分金と佐渡一分金の価値と買取相場

こんにちは日本コイン古銭情報館です。今回は享保一分判金と佐渡一分判金の価値と買取相場について記載して行きたいと思います。

享保一分金の価値と買取相場

享保一分金

享保元年〜元文元年にかけて発行された享保一分判金です。品位は金861/銀139、重量4.4gとなっておりカタログ価格は下記の通りです。

日本のカタログ価格
種類
通常 5万円 7万円 10万円
逆打ち 20万円 30万円 40万円
米国のカタログ価格
並品 美品 極美品
約2.5万円 約3.2万円 約5.5万円

実勢価格(実際に市場で取引される値段)は下記のようになっており日本のカタログ価格に比べると若干安い金額が相場です。

業者所在 古銭詳細 取引価格
東京都 日本貨幣商組合鑑定 逆打ち 並品〜美品  17万円
神奈川県 日本貨幣商組合鑑定 逆打ち 並品〜美品  15.2万円
大阪府 日本貨幣商組合鑑定 通常 極美品  5.7万円

佐渡一分判金の価値と買取相場

佐渡一分判金
(https://shop.ginzacoins.co.jp/より引用)
正徳4年(1714年)に発行された佐渡一分判金です(佐字一分判や享保佐渡一分判とも呼ばれる)。

享保一分判金の裏面右上に「佐」文字の極印が打たれた金貨となっており希少性が非常に高く、超高額買い取りが期待できます。品位は金861/銀139、重量4.43gとなっておりカタログ価格は下記の通りです。

日本のカタログ価格
200万円 300万円 400万円
米国のカタログ価格
並品 美品 極美品
約120万円 約150万円 約200万円

実勢価格(実際に市場で取引される値段)としては以前、極美品が180万円で取引されたことがあり、米国のカタログ価格が参考となります。

業者による買い取り価格は希少な古銭であればあるほど掛け率(仕入れ率)が高くなる傾向があり佐渡一分判金の場合、実勢価格の8割〜9割が業者の買取価格になると思います。今回の記事が古銭の買取査定価格の参考になりましたら幸いです。

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江戸以前に発行された穴銭の価値や買取査定価格

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