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仙台小槌銀の価値と買取相場

こんにちは日本コイン古銭情報館です。今回は幕末に鋳造された仙台小槌銀の価値と買取相場について記載して行きたいと思います。幕末の地方貨幣と言うこともあり鋳造数、現存数が少ないため市場に流通することは稀です。

仙台小槌銀の価値

仙台小槌銀

仙台小槌銀は幕末(一部資料では文久3年)に発行された古銀です。楕円形粒状の形状で豆板銀に近い形をしており、寸法は縦18mm×横15mm程度、重量は7.5〜8.5gです。

表面には打出の小槌の模様の中央に「文久」の極印、裏面には中央に「銀山」の陽刻と右側に「仙」の陰刻極印が打たれ、独特のデザインとなっております。希少性は高く、日本のカタログ価格は下記のように高額です。

鋳造量 下(並品) 中(美品) 上(極美品)
不明 18万円 24万円 32万円

買取価格と実勢価格

「買取価格=実勢価格×仕入掛け率」

仙台小槌銀の実勢価格(実際に市場で取引された値段)は下記の通りです。古銭を業者に買い取ってもらう場合、実勢価格に「(仕入)掛け率」を掛けたものが査定価格となり、掛け率は希少古銭ほど高くなります。

古銭詳細 実勢価格
量目(重量)7.6g 極美品(2014年取引) 20.6万円
量目8.5g 鑑定書付 極美品−(2013年取引) 17.5万円
量目8.8g 美品(2018年取引) 10.1万円

仙台小槌銀は価値が高いため仕入掛け率は「6〜8割程度」が期待できます。具体的には10.1万円で取引された上記の「量目8.8g 美品(2018年取引)」を査定に出した場合「6〜8万円」程度での買取になる可能性が高いです。今回の記事が古銭の売却や換金の参考になりましたら幸いです。

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江戸以前の古銭

古い穴銭

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江戸以前に発行された穴銭の価値や買取査定価格

江戸の丁銀・豆板銀

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明治時代に発行された20円金貨、10円金貨などの価値や買取査定価格

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