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明治一分銀の相場と買取価格

こんにちは日本コイン古銭情報館です。今回は慶応4年(1868年)〜明治2年(1869)年にかけて鋳造された明治一分銀(川常一分銀)の相場や業者による買取価格について書いて行きたいと思います。

明治一分銀の価値

明治一分銀

明治一分銀です。C#16b、重量は8.66gで発行枚数は約426万枚となっています。安政一文銀や天保一文銀とデザインが似ており、混同して売られていることがたまにありますが明治一文銀は価値が高いので注意が必要です。

安政一分銀とは特に似ていますが「銀の字」と「常の字」で見分けることができます。また、重量については安政一分銀が8.63gなのに対し明治一分銀は8.66gと少し重量が重いです。カタログ価格は下記のようになっており高額で1枚当たり1万円を超える市場価格がつくことが殆どです。

年号 発行枚数 VF(美品) XF(極美品)
1868年〜1869年 4267332枚 275USD 365USD

明治一分銀の相場と市場価格

明治一分銀も安政一分銀などと同様、混同して販売されていることが多々あります。また、贋作(偽物)も多いので注意しましょう!明治一文銀の市場価格は下記のようになっており発行枚数の多い銀貨としては高額です。

取引日 コイン(古銭)詳細 取引価格
2016年 極美品 3.6万円
2016年 極美品 3.8万円
2017年 極美品〜準未使用 4万円
2016年 極美品 3.5万円

2016年〜2017年の取引価格は上記のようになっております。なお、PCGSNGCによる鑑定済みコイン(古銭)も流通していますが米国の鑑定機関ということもあり、一分銀については間違えていることもありますので注意した方がいいです(日本の古銭は他の世界の古銭に比べると発行年号がNDになっているものが多く判りにくいです)。

以前、安政一分銀が明治一分銀としてPCGSスラブに入っていたものを見たことがありますので鑑定済み品をコレクションする場合は古銭自体をよく確認するようにしましょう!

業者による買い取り

業者による買取の場合、市場価格(実勢価格)の6割~9割程度での買取となる事が一般的です。査定については高額古銭の場合、宅配査定ではなく、出張査定や持込査定が安心です。今回の記事が日本の古銭コレクションや業者による買取査定の参考になりましたら幸いです。

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