安政小判金(1両)の相場と買取価格
こんにちは日本コイン古銭情報館です。今回は安政小判金の相場や業者による買取価格について書いて行きたいと思います。
安政小判金の価値
安政6年(1859年)に発行された安政小判金です。C#22cで重量は8.97g、金:銀=57%:47%の組成となっています。発行は安政6年単年で発行枚数は351000枚となっており現存数は少なく希少です。
カタログ上も下記のようになっており、状態の良いものの場合、50万円を超える値で取引される事が多々あります。
年号 | 発行枚数 | XF(美品) | XF(極美品) |
1859年 | 351000枚 | 5400USD(約62万円) | 7800USD(約90万円) |
安政小判金の相場と市場価格
安政小判金についてもその希少性から贋作(偽物)が多く作られています。もっとも一般的な真贋の見極め方法としては重量を測ることで8.97gと1g以上異なる場合は贋作の可能性がかなり高いです。
偽物の市場価格は不明ですが本物の市場価格は下記のようになっており国内、海外ともに高額で売買されております。
取引日 | 取引国 | コイン詳細 | 取引価格 |
2010年 | 米国 | 極美品 | 5400USD(約62万円) |
2015年 | 米国 | 極美品 | 4000USD(約46万円) |
2016年 | 日本 | 極美品 | 55.7万円 |
大変希少な古銭ですが本物についても国際的な値段は若干値下がり傾向にあるように感じます。ただ、安政小判は鋳造期間が短く現存数が少ないため希少な古銭であることは間違えないです。
業者による買い取り
業者による買取の場合、市場価格(実勢価格)の7割~9割程度での買取となる事が一般的です。査定については高額古銭の場合、宅配査定ではなく、出張査定や持込査定が安心でしょう!今回の記事が日本の古銭コレクションや業者による買取査定の参考になりましたら幸いです。