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安政一分判金の相場と買取価格

こんにちは日本コイン古銭情報館です。今回は安政6年(1859年)に発行された希少な安政一分判金の相場や業者による買取価格について書いていきたいと思います。

安政一分判金の価値

安政一分判金

安政一分判金です。C#20bで重量は2.24g、金と銀の比率は金:銀=57%:43%となっております。万延一分判金とデザインが似ていますが大きさが異なりますのですぐに判別できます。また、正の字があるか否かによっても判別でき安政一分判では裏面の右上に正の字が入っています。

発行は単年で現存数が少ないため希少性があります。そんためカタログ価格は下記のように高額です。 より大きな安政二分金がカタログ価格XF(極美品)=180USDであることを考えるとアンティーク(骨董)としての価値が高いことが判ると思います。

年号 発行枚数 VF(美品) XF(極美品)
 1859年(安政6年)  不明 2000USD(約23万円) 3000USD(約34.5万円)

安政一分判金の相場や市場価格

安政一分判金の相場は下記のようになっており、国内だけではなく海外でも取引が行われています。

取引日 取引国 コイン(古銭)詳細 取引価格
2011年 米国 準未使用〜未使用 2300USD(約26万円)
2014年 日本 未使用 28万円
2015年 日本 準未使用 組合鑑定済み 23.5万円

米国、日本での取引価格はカタログ価格に比べると安いように感じますが金の実質価格と比べると遥かに高額です(金のインゴットが1g=6000円程度であることを考えると安政一分判金の金の実質価値は6000円程度であり、そのほとんどが骨董としての価値となります)。

一分金の買取価格

一分金は銀も含んでおり物によってはシッカリした金色ではなく、くすんだような色になっている場合もあります。また、高価な古銭なので手の込んだ贋作(偽物)も存在します。

買取価格は市場価格の7割~9割程度となっており、気になる古銭やコインがある場合はまずは無料の出張査定などを使い専門家に鑑定してもらうと良いでしょう!専門家による査定では価格だけではなく真贋(本物か偽物)についても鑑定してくれます。今回の記事が古銭コレクションや買取査定の参考になりましたら幸いです。

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