万延二朱判金の相場と買取価格
こんにちは日本コイン古銭情報館です。今回は万延二朱判金の相場と古銭業者による買取価格について記載していきたいと思います。
万延二朱判金の価値
万延二朱判金です。国内では万延二朱判金や万延二朱金と呼ばれていますが実際には金よりも銀の含有量が多く海外では万延二朱銀と呼ばれていることの方が多いです。
C#18aで重量は0.75g、サイズは6.5mm×11.5mm、金と銀の比率は金:銀=22.9%:77.1%となっております。万延元年の1860年から1869年まで鋳造され発行枚数は約2500枚となっています。
デザインは天保二朱判金に似ていますが大きさ重量が大きく異なり天保二朱判金(重量1.62g)は万延二朱判金(重量0.75g)の2倍以上の大きさがあります。カタログ価格は下記のようになっており、価値はそこまで高くありません。
年号 | 発行枚数 | VF(美品) | XF(極美品) |
1860〜1869年 | 25120000枚 | 35USD(約4000円) | 40USD(約4600円) |
万延二朱判金の相場と市場価格
万延二朱金は国内でも数多く取引されていますが単価が安いためまとめ売りされている事が多いです。1枚当たりの取引値は下記のようになっており、カタログ価格より若干安い金額が市場価格のようです。
取引日 | コイン(古銭)詳細 | カタログ価格 | 取引価格 |
2017年 | 未鑑定 極美品〜準未使用 | 4600円 | 4000円 |
2017年 | 未鑑定 美品 | 4000円 | 3200円 |
2016年 | 未鑑定 美品 | 4000円 | 2500円 |
非常に小さなコイン(古銭)ですが全く無価値ということはなく状態が悪くても1000円以上の価値で市場にて取引されていますので家の蔵などに眠っている場合は専門家に査定してもらうと良いでしょう!
古銭業者による買取
万延二朱判金は買取の場合、市場価格(実勢価格)の5割~8割程度での買取となる事が一般的です。今回の記事が日本の古銭コレクションや買取査定の参考になりましたら幸いです。