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天保一分判金の相場と買取価格

こんにちは日本コイン古銭情報館です。今回は天保一分判金の相場と業者による買取価格について書いていきたいと思います。

天保一分判金の価値

天保一分判金

天保一分判金です。C#20a、重量2.8g、金と銀の比率は金:銀=56.8%:43.2%となっており発行枚数は不明です。安政一分判金との判別方法としては「保」の字が入っているか「正」の字が入っているかで判別する事ができます。また、天保一分判金は重量は2.8gと安政一分判金(重量 2.24g)に比べて重いため、重量を図ることでも判別できます。

天保一分判金は安政に発行された一分に比べると大きいですが残念ながら現存数が多いため市場価格、カタログ価格ともに低くカタログ価格は下記のようになっております。

年号 発行枚数 VF(美品) XF(極美品)
1837年〜1858年 不明 180USD(約2万円) 220USD(約2.5万円)

天保一分判金の相場と市場価格

天保一分判金は国内や海外でも数多くが取引されています。取引価格は下記のようになっており鑑定済みの未使用古銭は価値があります。

取引日 取引国 コイン(古銭)詳細 取引価格
2017年 日本 PCGS MS62(未使用) 6.5万円
2016年 日本 PCGS MS62(未使用) 5.2万円
2016年 日本 未鑑定 極美品 3.9万円
2004年 米国 極美品 207USD(約2.4万円)
2006年 米国 極美品〜準未使用 345USD(約4万円)

江戸期の一分金などはカタログ価格に比べると安いものが多いのですがこちらの天保一分判金はカタログ価格よりも高額で取引されているケースが多々あります。

古銭業者による買取

天保一分判金は買取の場合、市場価格(実勢価格)7割~9割程度での買取となる事が一般的です。査定については高額古銭の場合、宅配査定ではなく、出張査定や持込査定が安心でしょう!今回の記事が日本の古銭コレクションや業者による買取査定価格の参考になりましたら幸いです。

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